視力とは、どんな力か

視力とは前方の2つの点が離れているか、くっついているかを認識する能力です。眼科に行くと、輪の1ヵ所だけが空いていて、アルファベットのCのように見える表があります。輪のサイズをだんだん小さくしていき、どこまで小さくしたら見えなくなるかで、視力が決定します。

しかし、この方法は体調や眼のコンディションに左右されるため、必ずしも正確とはいい難いです。そこで、眼科では客観的に眼の状態を知るために「屈折率」の測定を実施しています。

屈折率とは、度の強い眼鏡というときの「度」に相当するもので、D(ジオプトリー)という単位で表されます。また、屈折率は、赤外線を利用したコンピュータ制御の屈折測定器をのぞき込むだけで簡単に出すことができます。

近視でも遠視でもない正常な視力は、プラスマイナス0Dと表されます。近視の場合はマイナス0Dというようにマイナスがつき、遠視の場合はプラス0Dというようにプラスがつきます。

脳へ画像情報を送る器官である「眼」は、顔の正面に2つ並んでいます。なぜ顔の正面にあるのかというと、対象となる物との距離を知るためです。右の眼と左の眼で、対象物を見た時のわずかなズレを脳が計算して、立体的に捉えて距離を割り出すのです。

また、人間は色を感じることができ、光の3原色を基に対象物を見ています。眼の能力には視力の他に視野、色覚、立体視(距離感)などがあり、これらを総称して視機能といいます。

最も視力の良い動物はワシやタカと言われています。しかし、動物は生活に適した目の形状を持っているため、夜行性のネコなどは暗い場所での視力は人間よりも優れています。また、水中と陸上の両方で生活する動物は、一般に陸上では強度の近視となり視力は悪いです。

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