近視手術が受けられない人

カウンセリングと検査の結果が「不適合」だった人は、残念ながら近視手術を受けることができません。「不適合」の主な理由としては、次のようなケースがあげられます。

・角膜に疾患または異常がある場合
・緑内障、白内障、網膜剥離など内眼部に重度の眼科的異常がある場合
・逆さまつげ、結膜炎など外服部に異常がある場合
・糖尿病、肝炎、膠原病など内科的な全身疾患がある場合
・超軽度近視、超強度近視の場合
・妊娠中または授乳中の場合

角膜の主要部分は、コラーゲンが折り重なりながら構成されており、近視手術ではこの部分を削ります。なので、コラーゲンに関係している病気の人は手術を受けるべきではありません。

角膜のコラーゲンが傷ついた時に、どのような反応が起こるか予測できないからです。コラーゲンに関係した全身疾患としては、膠原病やリウマチがあげられます。

また、ステロイドを使用中の人も注意が必要です。ステロイドは体中のコラーゲン代謝に影響を与えますし、傷の治りが遅くなるなどの弊害が考えられます。自分が使用している薬が手術にどのような影響があるのかを医師と十分に話し合うことを忘れないでください。 

円錐角膜といって、角膜の形が円錐形に変形しているために視力が落ちたり、物が歪んで見える病気があります。この病気もコラーゲン異常に関係していると考えられており、近視手術によって角膜の形状がさらに変化してしまう可能性があります。

単なるアレルギーであれば問題ありませんが、アレルギーによる感染症で角膜や結膜などに異常がある場合は不適合と判断されます。なお、超強度近視の場合は不適合ですが、こうしたケースはきわめて稀で、「自分は強度の近視だ」と思い込んでいる人が多いです。

さらに、何年もコンタクトレンズをはめている人は、角膜が傷ついているケースがあります。こういう場合は、しばらくコンタクトレンズの装用をやめ、キズが修復されるまで待って頂きます。

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