コンタクトの種類とその歴史
コンタクトの歴史は意外に浅く、実用化されてから40年、日本に上陸してから30年しか経っていません。しかし現在、日本国内でコンタクトレンズを使用している人は、急増しています。
コンタクトが急速に普及した理由は、視野が狭くなるという眼鏡の欠点を解消し、裸眼と同じようにアクティブに活動できること、顔の印象が全く変わらない点が影響していると思います。
最初につくられたコンタクトレンズはガラス製でした。続いてプラスチック製の物が出現しました。その後も改良が加えられ、ポリメチルメタクリクレートという硬くて汚れが染み込まない素材が使われるようになりました。これがいわゆるハードコンタクトです。
ハードコンタクトの長所はケアが簡単で寿命が長いことですが、長時間つけたままだと眼に必要な涙や酸素が遮断されてしまい、角膜が酸欠状態になってしまいます。
そこで考案されたのが、酸素を透過する素材を使った酸素透過性ハードレンズです。酸素が角膜に供給されることから長時間の装用が可能になりました。
従来に比べて汚れがつきやすいことから手入れにやや手間がかかるようになったものの、連続装用ができ、現在のハードレンズ使用者のほとんどがこのタイプを使っています。
ハードコンタクトのデメリットは、装着時の違和感がソフトレンズに比べて大きいことと、レンズが小さいため、激しい運動などの際にずれやすいことがあげられます。
ソフトコンタクトは、水を含んだ柔らかい素材で作られており、角膜に必要な酸素も十分に供給するので眼に優しいです。しかし、汚れがつきやすく、ケアが面倒で寿命が短いです。
こういったケアの負担を不要にしたのが、使い捨てタイプのコンタクトレンズです。1日使い捨てタイプと、1週間タイプがあります。1991年に登場して以来、確実に使用者が増えています。費用が多少高くつきますが、手入れの必要がないことが大きなメリットです。
装用感はハードコンタクトレンズより優れていますが、そのため角膜に障害が起きても自覚しにくく、重症になるまで放置してしまう結果になることがあります。
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