近視の原因について

近視の原因は現在、明らかになっていませんが様々な説があるのでご紹介いたします。近視の原因は、大きく分けて「遺伝要因」「環境要因」があります。強い近視は「遺伝要因」の影響が大きく、軽度の近視は「環境要因」が強いと考えられています。

また、最近の学校保健統計調査では小学生の1/4、中学生の1/2が裸眼視力1.0未満となっており、この調査結果から、現代の日本人は近くを注視する機会が増えていると考えられます。よって、「環境要因」による近視化が招きやすくなっていることがあげられます。


1.遺伝説

近視の原因として最も支持されているのが、遺伝説です。親が近視の場合、子供も近視になる可能性が高いことから、近視は遺伝すると考えられています。

近視の遺伝率は89%と高率であり、近年の研究では、近視に関連する遺伝子も特定されました。双生児の場合、PAX6遺伝子の欠陥が近視と関連しているようです。近視は通常8〜12歳までの間に発症し、青年期を通じて徐々に進行し、成人になると頭打ちになります。


2.環境説

一般に広く信じられているのは、水晶体の厚みを変える毛様体の筋力の衰えによる説です。衰えた毛様体筋では遠方に合わせて水晶体を調整することができず、結果遠方のものがぼやけて見えてしまうのです。

そして、環境説による毛様体筋の衰えは携帯電話やPCなど、比較的眼に近いところでの作業のし過ぎが原因であるとされています。


3.その他の説

・幼年期における炭水化物の摂り過ぎによる、高インスリン血症が近視の原因である。
・就寝時に灯をつけたまま寝るなど、長時間網膜が光にさらされると近視になる。
・成長期に睡眠が不足すると、近視になる。
・国民の体格が向上すると、その分眼球も大きくなり、軸性近視が増える。

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